先日、産総研人工知能技術コンソーシアム（AITeC）に参加してきました。
AI活用がテーマで、タイトルは「テキストマイニングで気づきを深める ～看護研究に活かすデータ活用ワークショップ～」というものでした。
専門家による講演だけではなく、参加した看護大学の教授達がチームに別れて議論して考察するワークショップで構成されていました。
看護の世界は私は触れたことがありませんでしたが、チーム議論を牽引するリーダーの役割で私は参加して、看護大学の先生方が議論する姿勢に感動したのです。
勿論最初からいきなり活発な意見交換にはなりにくいのですが、ほんのちょっとしたフリをしてあげるだけでドンドンと議論が進む。寡黙な人も居ますが、キチンと考えて意見を言う。看護の世界における責任感を垣間見た気がしました。
コレが産業界のビジネスの関係者だったらどうだったか。未来社会へ向けた価値提供だって使命感は負けていないはず。でも議論が出来ない状況に陥っている企業は、この様な光景を是非体験して欲しい。
「AIを使って何かヤレ！」という指示では活発な議論にはなりません。目的に対する責任感が伴わないのです。
学ぶ姿勢。それと「何故学ぶのか」というwhy。今こそ異業種交流が必要です！