某マッチング企業と取引を始めてすでに6年。2,3年前にその企業は事業を3つに分割したのですが、どうも同じ時期から営業力が急速に低下している様に感じていました。昨年はその企業のマネージャーとその話をしたところ、社員の年齢が一気に下がり、育成が追いつかないとのこと。
組織の若返り自体は素晴らしいことです。昨今の製造業では平均年齢が50歳近くになっていて、旧態依然から抜け出せなくなっています。
しかし若くなるから営業力が低下するわけではありません。ですが、私が関係する案件についてはその実績からして強く関係していることは確かなのです。
そんな状況でしたが今年になって素晴らしい若者が2名も現れました。
1人は、議論をしていく中で必ず自分の言葉で言い換えて、認識が合っているのかを確認していました。
もう1人は、手間の掛かる案件でも実直に対応し、専門家などに丸投げせずに自らドキュメンテーションをするその姿勢に志の強さが現れています。
私はこの2人が気になったため、最近は直接F2Fで話をする様にしたのですが、会ってみるとやはり素晴らしい姿勢で仕事をしている様子が伺えます。
そして歳を聞いたところ、ナントまだ20歳代。
日本企業は競争力とエンゲージメントが長期間に亘って低下していますが、決して悲観するものでは無いと思いました。
既に次の芽が息吹いています。
そんな次世代の人達に、戦う土壌を作ることが私の様な年寄りの使命だと再認識することができました。
ネガティブとポジティブは常に同時にあります。この2人に救われた気持ちを大切にしたいと思います。
ありがとう、Oさん、Hさん!